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ドーピング

実態と真相

「ドーピングによって失格!」オリンピック、世界大会…こんな文字をテレビなどでみたことがあるだろう。そのドーピングの内容の中には、ホルモンを調整する注射、筋肉増強剤などが含まれる。最近はドーピングに対する意識の高まりがあり、全面鏡張りのなかで、しかも調査員と一緒に便をしなければならないルールもあると聞く。このドーピングへの姿勢は競馬界でも同じだ。同じように厳しいし、禁止薬物も多々ある。今回はそのなかでも、常用される、つまりトレセンでも使用可能な合法ドーピングについて紹介する。まず、想像しやすい、筋肉増強効果のあるアデビロック。筋肉増強剤というとアスリートの方々から首をかしげられそうではあるが、馬の世界では広く一般的に使用されている。10本入で一箱1万2000円。これを3ヶ月でも続ければ馬がガラっと変わる。次にデキメサゾン。これは鎮痛剤。馬にちょっと痛い所やイレコミが激しい馬に使用される。獣医は手放せない一品。次はロケット。これは活性剤。ペースト状で馬の口に放りこむだけなので非常に便利。次にクレストン。これは筋肉弛緩剤。次にホワイトガムシロップ。これは疲れを抜く効果があり、馬のサプリメントとして常用されている。筋肉痛(コズミ)になりがちな馬への油差し的な効果。特に連闘のときに重要になってくる薬。次に救心。これは動悸、息切れ、めまいなどに効く。人間用ではあるが馬にも効果がある。しかし人間は一回2粒なのに対して馬は30粒。かなり費用がかさむ。今挙げたような薬の数々が主に利用されるものだ。この投与を決めるのは調教師をはじめとする、厩舎スタッフ。この薬の使い方がうまい調教師ほど、レースには有利だろう。まともな競馬予想をやってたらこんなこともあるとしれば何かやる気を無くすかもしれないな。